サッカー監督

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フィンケ監督 浦和レッズとの子作りはうまくいくのか?

「私たちはボールオリエンテッドなプレースタイルという子供を産もうとして、今はその妊娠期間に入ったわけです。この状況ではクラブにかかわるすべての人間が同じ方向を向いて『子供』を産む努力をしなければなりません」
フォルカー・フィンケ監督 月刊浦和レッズマガジン 2010年4月号
フォルカー・フィンケがレッズの監督に就任し、山田直輝や原口元気、高橋峻希がユースから昇格したとき、「ああ、つながったんだ」と僕はそう思った。
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デルボスケと安西先生 監督の言うべき言葉はそれほど多くない

「決勝前、監督が選手に言うべき言葉なんて、そんなにないよ。選手たちは、もう十分わかっているからね」
オランダとの決勝前 デルボスケ監督の言葉 2010年7月10日
ワールドカップが終わって、しばらく時間がたった。時間がたって、僕の中で一番印象に残っているのはデルボスケだ。 スペインが優勝して幕を閉じ、日にちがたてば立つほど、あの大仏おじんさんが、僕の中で大きな存在になっている。
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岡田武史 負けたけど勝ち得た次につながるもの

「Enjoyの究極はどういうことかというと、自分の責任でリスクを冒すことなんです」
岡田武史氏が語る日本代表監督の仕事とは 2009年12月14日 早稲田大学の講演から
パラグアイに負けた。悔しかった。体の血の90%ぐらいは、悔しさでいっぱいだ。 それでも、終わった後の充実感が、そこに混じっている。少し時間がたった今は、じわじわと「充実感」の水位が自分の中で上がっている。
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ワールドカップ 影の主役はモウリーニョ?

「(チャンピオンズリーグ)は、ワールドカップよりも重要だ。なぜなら、ベストプレーヤーたちを買えない代表チームよりも、チャンピオンズリーグに出場するチームの方がずっとレベルが高いからだ」
ジョゼ・モウリーニョのワールドカップに対するコメント 2010年5月19日
さて、ワールドカップも1次リーグの半分以上を消化した。やがて終わってしまう日が来るのが、今から悲しい。僕は、尊敬する職業=サッカー監督なので、今回もサッカー監督に注目しつつゲームを見ている。 一つの傾向として、「強豪国 x 定番監督」の組み合わせが苦戦している印象だ。
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岡田監督 あなたがリアリストに戻るのなら

私にとってそもそも「攻撃的か、それとも守備的か」というくくり方は存在しない。あるのは「リアリストか、そうではないか」という分け方だけに限られる。
ファビオカッペロ 欧州サッカー批評2009
東アジア選手権は、まったくふがいないひどい結果だった。本来なら、怒りをぶちまけて、サッカー協会の皆さんがぐうの音も出ない文句を言いたいと思うところだ。 しかし、なぜか僕の怒りはあまり本質的なところにはないようだ・・・・・
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グアルディオラ ペップの二年目

「なぜなら、サッカーとはそういうものだからです。いろいろな事情があろうとなかろうと、最後にはいいサッカーをした者が勝つ」
スカイパーフェクTV!「for football インタビュー」(2003年3月 片野道郎氏がウェブ上に掲載)
グアルディオラのように、しょっぱなから最高ともいえる栄光を手にした監督は、2年目が、かなり大変じゃないだろうか?  栄光の翌年も、モーチベーションを失わず、チームをさらに先に進めるのは、とても難しいことだ、と聞いたことがある・・・・・
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マーティン・オニールは選手たちに何を話すんだろう?

木曜日か金曜日に、オニールはようやく現れる。そしてチームを鼓舞する彼の話が実にいいんだ。彼の話を聞いて、ロッカールームから出ると10フィートは大きくなっている
FIFA.com のインタビューよりアラン・スタッブスの言葉 2006年11月16日
マーティンオニールは、つかみどころがない監督だ。いろいろ、彼について調べるのだが、調べても調べても、彼の核心に迫る感じがちっともしない。 近寄りがたいわけでも、教授のように鋭く見えるわけでも、老獪な匂いもしない。発言も、他人を煙に巻いたり、哲学的な発言をするわけでもない。わかりにくいが、トリックも謎もない・・・・・
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ファンデ・ラモス 監督人生で最大のチャンスとピンチ

「セビージャはスター選手がいないが、それでも勝てたのは、謙虚さとハードワークをとても高いレベルで実践したからだ。スターチームは、遥かに努力をしないが、それでも一瞬で勝利をものにできる」
セビージャ監督時代のインタビュー 2007年1月24日 WorldSoccer.com より
電車で携帯ニュースをチェックしていると、「レアルの監督にラモス氏就任」という見出しがあった。僕の頭に浮かんだのは、「セルヒオ」と「瑠偉」の二人のラモスだった。 「うーん、それはねえな」と自分に向かって突っ込んだ・・・・・
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ロイキーン監督のベイビーステップ

赤ん坊のように少しづつ進もう、と言ったのさ。今日もその一歩だ。われわれは正しい方向に向かっているよ。
サンダーランド ロイキーン監督 28年ぶりにホームでニューカッスルに勝利してのコメント 2008年10月26日
「ロイキーンはきっと素晴らしい監督になる」と自分のコラムで、そう僕は書いた。 根拠や確信があったわけではなくて、なんとなくそう書いた。 そう書かないと、見えないところで、ロイキーンに蹴飛ばされそうな気がしたのかもしれない・・・・・
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ヒディンク・マジック 一言でオセロゲームをひっくりかえす男

「その後も同じようなことが何度も起きたが、そのたびに私の一言が子供たちにナイフを置かせ、なんの事故もなく問題を解決した」
フース・ヒディンク自伝 韓国を変えた男 文芸春秋
ユーロ2008、ロシアがオランダを破った直後、僕は友人と他愛のない会話をしていた。 オランダファンの友人は、ロシアを率いたヒディングが「空気を読めないやつだ」と不満気だった。 「ヒディングさえいなければ、準決勝はオランダ対スペインになるはずだったのに」 確かに、このユーロで、そのカードは最高の対戦になったはずだ・・・・・
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