布啓一郎

子供はもちろん勝ちたいんだから、勝たせてあげることはいいんだけれども、大人の勝たせようとするチームがまだまだ多いんじゃないでしょうか。その根底を変えていかなかったら、ゲームを読むという『リーディング・ザ・ゲーム』って私は言いますけど・・・・それは厳しくなってきますよね。布啓一郎インタビュー サッカー批評 issue26

勝つためのサッカーと、個人を伸ばすサッカー・・・・
……..少年のサッカー大会で上位に位置するチームは、「勝つためのチーム」であることが多い。
不思議にこういうチームからは、魅力的な少年選手は生まれてこない。
勝つためには、大きくて足の速い子を前線に貼り付けて、ロングボールを蹴る戦術はかなり有効だ。
守備面では、相手がボールを持ったら、とにかく2-3人でプレスをかけにいくのも有効だ。
子供たちは、怒鳴るコーチの指示通りに動く。
そういった目を覆いたくなるような少年の成長を阻害する光景は、結構強いチームには多い。
一方、地元の地区大会でもベスト8に行かない弱いチームがあり、そこからは2年続けて、Jのクラブチームのジュニアユースに子供が旅立っていった。
そのチームの監督の言葉が面白い。
「うまくなれ、って言ってうまくなる子供はいませんから」
自分でうまくなりたい、と思ったときに手を差し伸べる。
そういう方針というか、文化が徹底している。
勝ち負けは育成とは関係ない。
小学生の年代において、 強いことがいい選手を生む土壌じゃない、とつくづく思う。
結局は、自分で考える子供を育てることだ・・・・

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