2006-07

日本のサッカー

いったい誰の日本代表か? その2 日本のサッカーは見つかるか?

困難なことは分かっているが、私は自分たちのサッカーに自信を持っている。
2006年06月21日 ワールドカップ ブラジル戦前日 ジーコ監督会見
前回のコラムの続きだ。 今回気になったのは、「自分たちのサッカー」という言葉だった。 「自分たちのサッカー」という言葉が、選手の口から、ジーコの口から、代表スタッフのコメントとして、何度か聞かれた。自分たちのサッカーは、今回のワールドカップにあったのかな・・・
日本のサッカー

いったい誰の日本代表か? その1 発注者の問題

「トルシエジャパンとかジーコジャパンとか、今度はオシムジャパンとか、いったいジャパンは誰の持ち物だって言うんだ!」
都内の飲み屋で愚痴を言っていた人の言葉。 少し離れた席で聞いていて僕は「なるほど」とうなずく。
ジーコの日本代表がなんだったのか考えなければいけない、とそう思いながら時間が過ぎた・・・
海外のサッカー選手

カンナバーロとマラドーナの常識 防御は最大の攻撃なり 

「90年ワールドカップ準決勝イタリア対アルゼンチンのボールボーイだったものにとって、決勝で100試合出場を祝えるなんて夢の頂点だ」
ファビオ・カンナバーロの決勝での言葉(AP通信)
ワールドカップはイタリアの優勝で終わった。 現代サッカーは、守備が厳しくなり、攻撃の目を摘む戦術が多いと思っていたので、ドイツワールドカップは、守備的な大会になるのだろうと勝手に予想していた。 それがフタをあけてみると、グループリーグはウレシイ誤算で、攻撃的な試合ばかりだった・・・・
日本のサッカー選手

サッカー 中田英寿が取り組む仕事

「今後プロの選手としてピッチに立つことはないけれど、サッカーをやめることは絶対にないだろう」
nakata.net 引退のメッセージ
あるパソコン雑誌で、Googleという検索エンジンの仕組みを紹介する連載を持った。そのとき、僕はGoogleの創業者や技術者たちの論文、特許の申請書類、周辺の記事を読み漁った。そういった書類と格闘しながら、検索エンジンの中味を、文章で組み立てる日々を過ごした。そんななかで、おぼろげながらGoogleの凄さがわかったような気がした・・・
日本のサッカー

混ざればどんどん強くなる

「ときどき世界的で普遍的なゲームは二つしかないような感覚に襲われる。戦争とサッカーだ」
ロバート・クーパー(小説家) ナショナルジオグラフィックス日本版 2006年6月号 ドイツの祭典
ワールドカップが最終段階になってきた。 国同士の戦いの緊張感は尋常でなくなり、一つ一つのゲームは迫力のある凄いものになっている。 でも、サッカーの質や美しさは、グループリーグよりも下がっているような気もする。選手が疲れてきたり、怪我や出場停止が増えた、ということもあるだろうが、戦いの真剣勝負が沸点に近づくと、サッカーの顔は、戦争に似てくるのかもしれない・・・・
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