サッカーの言葉メモ 岩政大樹

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(日本代表に)選ばれれば嬉しいだろうけど、僕は鹿島のチームで信頼されるのが一番の目的だし、後輩に頼られて手助けをしてやったり、嫌われ役になったりするのが、本当にやりがいがあるし嬉しい。僕はそんな生き方が好きだしかっこいいと思う。
サッカーダイジェスト 「ルーツ探訪 岩政大樹」 2008年2月5日号

これは、岩政大樹がお母さんにFAXを送った中の文章。素直な気持ちなんでしょう。人柄が出ています。
岩政は、高校まではまったく無名の存在だった、というこの手の話が、僕は好きです。
ドリブルもうまくなく、負けず嫌いの少年が、まさかプロになるとは思っていなかったのにプロになる。
同じディフェンダーでは中澤の話が有名ですけど、こういう選手が代表チームにいると、子供たちにも励みになりますね。
中村憲剛や幡戸など代表や候補の選手の中にも、この手の選手が結構います。
子供はどう化けるかわからない。だからいつまでも夢を追ってしまうんでしょう。
もうひとつ、このインタビューで興味深い話が。岩政がボールのないところでも、「細かくステップを踏むように改良した」という話。
そうすることで、ドリブラーに弱かった面が改良されたとの話。
ディテールの詰まった話だな、と思いました。
鹿島は、岩政の代表選出とか、ACLなんかも含めて、日程的に過酷な戦いが待っています。
岩政にとっては厳しいシーズンになりそうですが、その存在感が、増すような気がします。

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