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日本のサッカー選手

今野が不動のセンターバックに見えてきた

「前半、攻めながらも、(ボールを)取られたときのリスクマネジメントというか、バランスが悪いなと感じていて、サイドバックのポジションもちょっとあいまいだった」
アジアカップ カタール戦後の今野のコメント 2011年1月22日
最初のきっかけは、埼玉スタジアムで見たアルゼンチン戦での栗原のプレイだった。 あれ?と思ったのだ。 正直、それまでの代表での栗原のプレイは、残念なくらい集中を切らす場面が散見された。ポテンシャルは一級品だが、代表ではその力をうまく活かすことができなかった。
日本のサッカー

高校サッカー 過渡期だから面白いと敢えて言いたい

はっきり言いますと、片や(=Jユースは)プロ養成所ですよね。私どもは教育の一環で、別にそれで逃げるわけではありません。いずれはそういうスタイルになるだろうと思いますが、その途中の段階だと思います。じゃあ、日本の育成がどうなるかというと先はちょっと見えませんけれども、高校には高校の良いスタイル、良い状況があります
流通経済大学付属柏高校 本田 裕一郎監督 記者会見の言葉(2011年1月8日)
高校サッカーの今年は89回目だ。2011年から89を引くと1922だが、戦争の中断もあり、第1回は1918年(大正8年!)までさかのぼるそうだ。歴史上の分岐点は日本テレビが中継を開始した1971年だ。
日本のサッカー

家本主審の見事なジャッジとそれを支えたNHKの中継

「試合に臨む前の静かな心の高ぶり、あるいは試合後に感じる表には出ることのない達成感、そういった何気ない心地よさが、重要な勝利をつかんだ選手たちが味わう激烈な歓喜とは別に、裏方である審判員にとって至福の時だったと言えます」
天皇杯決勝の笛を吹いた高田審判の言葉(『できる男は空気が読める』高田静夫著より)
天皇杯決勝の主審が家本政明氏だと放送されたとき、国立競技場はどよめいたという。僕はTwitterを片手で見ながらのテレビ観戦だったが、Twitter上もしばらくざわついていた。 「家本キター」とか「悪寒がする」というつぶやきが次々にタイムラインを流れていった。 とりわけ鹿島サポーターにとっては、ゼロックススーパーカップの記憶があるだけに「家本=アウェー」というつぶやきが目立っていた。
サッカー監督

フィンケ監督 浦和レッズとの子作りはうまくいくのか?

「私たちはボールオリエンテッドなプレースタイルという子供を産もうとして、今はその妊娠期間に入ったわけです。この状況ではクラブにかかわるすべての人間が同じ方向を向いて『子供』を産む努力をしなければなりません」
フォルカー・フィンケ監督 月刊浦和レッズマガジン 2010年4月号
フォルカー・フィンケがレッズの監督に就任し、山田直輝や原口元気、高橋峻希がユースから昇格したとき、「ああ、つながったんだ」と僕はそう思った。
サッカー監督

デルボスケと安西先生 監督の言うべき言葉はそれほど多くない

「決勝前、監督が選手に言うべき言葉なんて、そんなにないよ。選手たちは、もう十分わかっているからね」
オランダとの決勝前 デルボスケ監督の言葉 2010年7月10日
ワールドカップが終わって、しばらく時間がたった。時間がたって、僕の中で一番印象に残っているのはデルボスケだ。 スペインが優勝して幕を閉じ、日にちがたてば立つほど、あの大仏おじんさんが、僕の中で大きな存在になっている。
サッカー監督

岡田武史 負けたけど勝ち得た次につながるもの

「Enjoyの究極はどういうことかというと、自分の責任でリスクを冒すことなんです」
岡田武史氏が語る日本代表監督の仕事とは 2009年12月14日 早稲田大学の講演から
パラグアイに負けた。悔しかった。体の血の90%ぐらいは、悔しさでいっぱいだ。 それでも、終わった後の充実感が、そこに混じっている。少し時間がたった今は、じわじわと「充実感」の水位が自分の中で上がっている。
日本のサッカー選手

駒野友一 日本代表勝利のカギを握るサイドバック

「厳しい状況の中でも、しっかりとサッカーができていた。傑出した選手はいないけれど、チームがひとつにまとまってやれば、いいサッカーができることがわかりました。」
駒野友一選手 広島で得たものはという質問に答えて 2008年1月15日
今回はサイドバックについて、それも駒野だけについて書いてみる。
サッカー監督

ワールドカップ 影の主役はモウリーニョ?

「(チャンピオンズリーグ)は、ワールドカップよりも重要だ。なぜなら、ベストプレーヤーたちを買えない代表チームよりも、チャンピオンズリーグに出場するチームの方がずっとレベルが高いからだ」
ジョゼ・モウリーニョのワールドカップに対するコメント 2010年5月19日
さて、ワールドカップも1次リーグの半分以上を消化した。やがて終わってしまう日が来るのが、今から悲しい。僕は、尊敬する職業=サッカー監督なので、今回もサッカー監督に注目しつつゲームを見ている。 一つの傾向として、「強豪国 x 定番監督」の組み合わせが苦戦している印象だ。
日本のサッカー

NHK 野地俊二 アナウンサー サッカーを語る行間の勝利

試合終了! ニッポン勝ちました!1対0 薄氷を踏む勝利でした。しかし最後まで緩みのないいい試合でした。
NHKカメルーン戦の勝利を伝えた野地アナの言葉
実にいいサッカー中継だった。日本対カメルーンの初戦。日本は1-0でカメルーンに勝って、初戦の勝ち点3を初めて手にすることができた。 僕は自宅でNHK総合の中継を家族と見ていたが、野地アナウンサーに、山本昌邦、そしてピッチにいた福西、特に、野地アナウンサーのサッカーを見るプロとしての力が本当によく伝わってきた。
サッカー監督

岡田監督 あなたがリアリストに戻るのなら

私にとってそもそも「攻撃的か、それとも守備的か」というくくり方は存在しない。あるのは「リアリストか、そうではないか」という分け方だけに限られる。
ファビオカッペロ 欧州サッカー批評2009
東アジア選手権は、まったくふがいないひどい結果だった。本来なら、怒りをぶちまけて、サッカー協会の皆さんがぐうの音も出ない文句を言いたいと思うところだ。 しかし、なぜか僕の怒りはあまり本質的なところにはないようだ・・・・・
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