日本のサッカー

山口素弘と日本サッカーの失われた10年

2008年05月27日

僕はワールドカップに何かを学びに行ったのではない。ワールドカップでどう勝負して、どうやって勝とうか。そればかり考えていた。そして、その答えは「日本は世界と戦っても十分勝てる」だった。
山口素弘 「横浜フリューゲルス 消滅の軌跡」より
最近、山口素弘の顔をテレビの解説や雑誌で見る機会が増えている。 ちょっとお固い感じだが、テレビ映りもいいし、語り口もスマートだ。 サッカーマガジンには、名波と山口の対談が掲載され、中田英寿も含めた3人のコンビネーションについて話している姿があった・・・・・

続きを読む

されど開幕 Jリーグ監督たちのコメント集

2008年03月11日

2008年のJリーグの始まり。選手は去年までの思いがあったり、覚悟をして入ってきた選手がいる>
城福監督(F東京)2008年 開幕戦後のコメント
Jが開幕した。どんな話を書こうかと思って、監督たちのコメントを見ていたが、読んでいるだけでとても美味で面白かった。そこで今日は、開幕戦を終えた監督たちのコメント集です・・・・・

続きを読む

岡田武史と日本代表 キーワードと応用力

2008年01月28日

どんな相手にも、同じことを繰り返していてはチームとして成長しないと思っていますので、そこで(選手たちに自分の考えを)押し付けないと言いました。
チリ戦後 岡田監督のコメント  2008年1月26日
日本代表のキリンカップ、チリ戦が行われたその当日、僕はもう一つの「接近・展開・連続」を見ていた。なんのことはない、学校の校庭で娘が出る小学校二年生のサッカーの試合を見ていたのだ。本当に寒い日だった・・・・・

続きを読む

足りないところからはじまる 高校サッカーの創造性とディテール

2008年01月17日

「うちのサッカー」というのはあまりないです。集まってきた子たちで、こういうのが一番いいかな? というスタイルのチーム作りをしています。
流通経済大柏・本田裕一郎監督 優勝会見
高校サッカーが終わった。 いつもながら、この年代がプレイする姿を見るのは楽しい。 今年は高校サッカーのレベルが上がっているな、と実感できる大会だったように思う・・・・・

続きを読む

鈴木啓太とレッズ はじめて本物の物差しを持った日

2007年12月14日

今日は楽しめたけど疲れた。これがサッカー。いい経験になりました
鈴木啓太 ACミラン戦後のコメント
レッズ対ACミランが終わった。結果は0-1でレッズが負けた。 なんかずっしりと重いものが残った。ちょっとこう「いい感じ」と「遠くを見る感じ」がまじったような、今までにない後味だ。 世界との「差」という言葉を、僕らは折にふれて使ってきたわけだけど、それはまだ本物じゃなかった。今回手に入れたのは、やっと本物の物差しだ、とそういう感じだ・・・・・

続きを読む

オシムの次について勝手な意見

2007年12月01日

いろんなことを考えなきゃいけない。それはもう当然だと思うんですよね。それでもなおかつこの人に託そうと思った時には、代わりに誰かが責任をとらなきゃいけないでしょう。それは自分だと思っています
2007年アジアカップ直前の小野技術委員長の言葉 サッカー批評より
オシムの病状が回復してきたというニュースが小さくなり、注目は岡田武史日本代表監督に移っている。正式な発表は出ていないものの、ほぼ決定事項となっているようだ。 でも、僕はそういう現状をちょっと横に置いて勝手な論理を展開してみたい・・・・・

続きを読む

柏木と水野が選んだボールキープ

2007年11月22日

日本代表を車に例えると、全員が車を押さなければならないと思う
オシム日本代表監督就任会見の言葉
試合の時間は後半の43分になっていた。ロスタイムはまだ表示されていなかったが、恐らく5分以上の残り時間が予想された。 日本サッカーの経験上、とても難しい時間帯だ。スコアは0-0。 場面は日本のフリーキック、引き分け以上で北京の権利が取れるとはいえ、リードしているわけではなかった・・・・・

続きを読む

西部謙司さんの本と日本のサッカーを考える

2007年11月13日

日本は自分たちの登頂ルートを見出しかけている。どんな道だって最後は厳しいに決まっている。また、そこが一番面白いのではないだろうか。
アジアカップ2007戦記「日本を越える日本サッカーへ」西部謙司
長年つきあってきた重い肩こりが、整骨院ですっかり綺麗に治るという経験をした。 医者はどこも触らずに「ああ、背骨だね」と断言して、ずっとつきあってきた猫背をまっすぐに伸ばした。 驚いたことに、それ以来、まったく肩のコリも首のコリも、きれいに消えてしまった。 「そうか背骨か、、、そういうことだったのか」・・・・・

続きを読む

勝ち点1がとてもうれしいこともある

2007年08月22日

自分はこれまでサッカー人生でどんなチームに対しても負けない気持ちでやってきた。相手が1位でもその気持ちは変わらない。とにかく恐れずに戦うことが大切
ガンバ大阪戦後の横浜FC オ・ボムソクのコメント
休日、サッカースタジアムに行くのは結構大変だ。別に荷物が多いとか、服がめんどうだ、とかそういう話ではない。なんというか、少し重いスイッチのようなものを入れなければいけない感じが意外に大変だ・・・・・

続きを読む

オシムで思ったアジアに足りないもの

2007年07月31日

勝つことにはさまざまなことが含まれている。ただ勝ってしまえば、そういうことは見えない。敗北は最良の教師である。「だから負けたい」とは言えないのだが....
イビチャ・オシムの言葉 「また蹴球真髄」より
アジアカップが終わった。 最後の決勝戦、イラク対サウジアラビアは、実力の拮抗した試合だった。ほんの少しだけイラクの気持ちが上回った。イラクの優勝はそういう結果に見えた・・・・・

続きを読む

オシムと日本代表 リードしたとき有利なときの戦い方

2007年07月24日

勝ちはしたが「日本化」するというところまでは、まだできていない。(中略)結論を急がないでほしい。まだ時間はある。私としては、結論をできるだけ先に引き延ばそうと思っている。
オシム監督 アジアカップ オーストラリア戦後のコメント 2007年7月21日
オーストラリア戦が終わった。PK戦とはいえ、ひとまず勝った。 終わってみれば、この結果は日本にとってベストかもしれない、とそう思っている。 「10人のオーストラリアにもっと簡単に勝てた。何を甘えたことを言っている」と思われるだろうが、恐らく次の真剣勝負、ワールドカップ予選を考えれば、この勝ち方が一番よかったように思う・・・・・

続きを読む

オシムの怒りはどっちに転ぶか?

2007年07月11日

最後のいいところまで仕事をやっていながら、一番大事な仕上げができなかった
アジアカップ カタール戦引き分けでオシム監督のコメント
オシムが試合後のインタビューで怒った。レポーターに食って掛かっているように見えた。 聞き手のレポーターは、カメラを無視して詰め寄られたのだから、たまったものではないだろう。とても、二つ目の質問をするような状態ではなかった・・・・・

続きを読む

ジダンの頭突きとアジアを闘う僕らの距離

2007年04月11日

(フランスの連中は)コスモポリタンを気取りつつ、4年に一度、振り子は大きくナショナリストに振れる。(中略)それにしても僕たち日本人はどんな振り子を持っているのだろうか?
武智幸徳「サッカーという至福」日本経済新聞社
フランス代表がドイツワールドカップで決勝進出を決めた夜、パリはちょっとした騒ぎだったと言う。サッカーにまったく興味のない僕の親友が、たまたまその夜タクシーでシャンゼリゼを通っていた・・・・・

続きを読む

サッカーシューズをめぐる言葉

2007年03月28日

馴染ませたというのは文字通りで、市販の歯型スタッドを一つずつヤスリで削って丸くしたものを履かせて、そこから何十回と段階を経て歯型までいきました
週刊サッカーダイジェスト 2007年2月6日号 森下尚紀 アディダスジャパン株式会社
きっかけは知人のサッカーショップの店員の話だった。 彼はお店の研修の一環として、サッカーシューズの工場を見学した。その時の話をしてくれた。 有名ブランドの工場だから、さぞや大きい建物だろうと思いきや、背の低い小さな建物だったらしい・・・

続きを読む

女子サッカー 負けず嫌いの彼女たちへ

2007年03月18日

子供の頃、私は負けるのがすごく嫌で、何度もゲームの途中で辞めようと思ったことがある。きっとゲームが終わる前に、辞めちゃえば負けにならなくて済むと思ったのでしょう
ミアハム EUROSPORT Interview 1996より
3月7日、春の暖かい国立競技場で、女子代表のサッカーを見ていた。ワールドカップの出場権を争う大事なプレーオフだ。 見た目には、もう少し入っているように見えたが観客は1万人・・・・・

続きを読む

レフェリーの話 一緒になった空気を共有したい

2007年03月09日

見ている人もやっている人も僕自身も、本当にゲームに集中していければ面白いですよね。一緒になった空気を共有できれば
上川徹の言葉 NHKにんげんドキュメント(2006年5月26日)
もう3年前の話になるが、当時小学校6年生で、地域の選抜に選ばれたサッカー少年に聞いた話だ。その地域選抜の試合は、特に重要というわけではなかったが、恐らく協会の主催だったからだろう、主審として岡田正義氏が笛を吹いたという。 「あれ、岡田さんだ」と少年は思いながら試合に入り、そしてちょっと不思議な感じを味わったというのだ。

続きを読む

JFAテクニカルレポートが抱える広大な行間

2007年01月17日

「全員がハードワークする」というこの傾向は、日本人が特性として最も力を発揮できる部分であると考えられている
2006FIFAワールドカップ ドイツ JFAテクニカルレポートより
年末年始の休暇の間にJFAのテクニカルレポートを楽しんだ。JFAのテクニカルレポートは、ドイツワールドカップの分析をまとめたレポートだ。 お堅い分析レポートだから「楽しんだ」は適当でないように聞こえるが、僕は純粋にサッカーのエンターテイメントDVDとして楽しんでいる。

続きを読む

高校サッカー盛岡商の優勝 勝利の笛を静かに吹こう

2007年01月12日

「プロセスが大事なんだから。適当なことをやっているやつにこういう思いはできないんだから。そうだろう?」
八千代高校 砂金伸監督 高校サッカー敗退後のロッカールームで
高校サッカーが盛岡商の優勝で終わった。 今年の高校サッカーは、野洲、国見や滝川第二など強豪校が軒並み序盤で敗退し、盛岡商と作陽という予想しなかった比較的地味な組み合わせで決勝戦が行われた・・・・

続きを読む

チームの思いが歴史を作る日まで

2006年12月05日

「いつかJリーグでマリノスとの試合を見てみたい」インプレス インターネットマガジン 99年6月号 当時横浜FC設立時の経営陣の言葉から
天気のよい冬の日曜日、僕は東京の高級住宅街にある駒沢オリンピック公園にある陸上競技場に足を運んだ。 そこでは、JFLのゲーム、佐川急便東京とFC刈谷の最終戦が行われていた。

続きを読む

僕らはダイアモンドが見たい 10年先の日本のサッカー

2006年11月02日

「10年、20年先を目指した時に何が必要なのか。そこを見誤ったら、世界に追いつくどころではなくなる」
小野剛 日本サッカー協会技術委員長に聞く(読売新聞 06年10月31日)
少し前になるがU-21の親善試合、日本対中国を国立競技場に見に行った・・・・

続きを読む

ジョン・カビラ 充電と言うポジティブな選択

2006年10月12日

テレビに出演する直接のきっかけは三浦知良選手のセリエAへのチャレンジです。
国際キリスト教大学 卒業生は今「ジョン・カビラ」
「ねえ、ジョン・カビラが止めるのよ」 先月、飲み会の席で、突然友人が泣きそうな声を上げた。彼女の説明によると、ジョン・カビラがすべてのレギュラー番組を降りて、長い休養に入るという。 「私はいったい、これから誰の声で起きればいいのよ?」 そういって机をどんどんとたたく・・・・

続きを読む

Google時代の日本代表に思う

2006年09月29日

「70年代後半には、日本代表への選出を喜ばず、理由をつけて拒否する者さえ現れた」
日本代表70年代のベストイレブン 大住良之『冬の時代に自らを磨き世界へ挑んだ男たちの群像』
日本代表を語るとき、昔を懐かしむ言葉が最近よく聞かれるようになった。だいたいが、「テクニックは昔より向上したが、代表としての誇りは昔のほうが上だった」というものだ。ドーハの悲劇のときのラモスやカズを中心とするチームのほうが、ずっと代表としての魂を感じた、という声も多い。

続きを読む

いったい誰の日本代表か? その2 日本のサッカーは見つかるか?

2006年07月23日

困難なことは分かっているが、私は自分たちのサッカーに自信を持っている。
2006年06月21日 ワールドカップ ブラジル戦前日 ジーコ監督会見
前回のコラムの続きだ。 今回気になったのは、「自分たちのサッカー」という言葉だった。 「自分たちのサッカー」という言葉が、選手の口から、ジーコの口から、代表スタッフのコメントとして、何度か聞かれた。自分たちのサッカーは、今回のワールドカップにあったのかな・・・

続きを読む

いったい誰の日本代表か? その1 発注者の問題

2006年07月21日

「トルシエジャパンとかジーコジャパンとか、今度はオシムジャパンとか、いったいジャパンは誰の持ち物だって言うんだ!」
都内の飲み屋で愚痴を言っていた人の言葉。 少し離れた席で聞いていて僕は「なるほど」とうなずく。
ジーコの日本代表がなんだったのか考えなければいけない、とそう思いながら時間が過ぎた・・・

続きを読む

混ざればどんどん強くなる

2006年07月03日

「ときどき世界的で普遍的なゲームは二つしかないような感覚に襲われる。戦争とサッカーだ」
ロバート・クーパー(小説家) ナショナルジオグラフィックス日本版 2006年6月号 ドイツの祭典
ワールドカップが最終段階になってきた。 国同士の戦いの緊張感は尋常でなくなり、一つ一つのゲームは迫力のある凄いものになっている。 でも、サッカーの質や美しさは、グループリーグよりも下がっているような気もする。選手が疲れてきたり、怪我や出場停止が増えた、ということもあるだろうが、戦いの真剣勝負が沸点に近づくと、サッカーの顔は、戦争に似てくるのかもしれない・・・・

続きを読む

シンプルに!

2006年06月14日

「サッカーはシンプルで美しい。複雑にしようとする人も いるが、それは許されるべきではない」
ディエゴ・マラドーナの名言
「考えすぎていたかも」 ある日、サッカー少年が、地域のサッカー大会で大事な試合に負けたとき、数日後に彼がそういった。 サッカーはとても楽しいスポーツだが、それでも辛い時は徹底的に辛い。たとえ小さな少年サッカーの大会だろうと、受け入れがたい負けもあって、子供なりに、そういう時には何も話したくない、という気持ちになる・・・・

続きを読む

Jリーグがある。毎年それが不思議だ。

2006年03月13日

「当事者たちの事業的な成算は、実は確としたものではなかった。またサッカー界に長く関わりよく知っていた者ほど、事業の成否には懐疑的であった」
「Jリーグのマネジメント」 広瀬一郎 著 東洋経済新報社 より
春が来てJリーグがはじまるたびに、手にとって読み返す本がある。 「なぜ、Jリーグが日本にあるのだろう?」 日本にプロサッカーリーグがあり、僕らを興奮させている。そのことの喜びと、それがあることの不思議を、いつも思うからだ。それが当たり前でないことを、その書籍は克明に語っている・・・

続きを読む

カメラマンがのけぞってどうする!

2006年02月28日

「カメラマンがのけぞってどうする!」
欧州チャンピオンズリーグ 決勝トーナメント チェルシー対バルセロナ で、解説者(金子 達仁氏)が何気なく言った言葉。
メッシが右サイドから、心持ち遠めに打ったシュートが、きれいな弾道を描いて、ファーポストの角にあたって跳ね返った。 おしいシュートだった。ほんの数センチ、ボールがずれていれば、テレビで繰り返し流される美しいゴールになったはずだった・・・・

続きを読む

野洲高校とバルセロナの距離

2006年01月29日

会場に来てくれたお客さんに、チケット代の元をとってもらえるような楽しいサッカーをしてこい 高校サッカー決勝戦 ハーフタイムに野洲高校 山本監督が選手にかけた言葉
あれからもうずいぶんと日数がたっている。普段であればすっかり忘れているはずなのに、サッカー好きは相変わらず、野洲高校の話題を話している。インターネットでも、まだその話題はライブで進行中である・・・

続きを読む

ジェフ千葉 ナビスコ杯優勝

2005年11月14日

「優勝して、翌朝に何かが変わるわけではなかった。次も勝たないと何にもならないことが分かりました」
ジェフ千葉の営業担当 利渉(りしょう) 洋一さん(38)の優勝後の感想
朝日新聞 2005年11月12日(金) 朝刊  潮 智史
オシム監督のジェフが、ナビスコカップに優勝したのは、幸せな風景だった。 PK戦が終わって喜ぶ選手たちの姿を見て、「ああ、よかった」と思った。 「よかった」と安堵しただけでなく、これできっと日本のサッカーが、前に進む、とそんなふうに考えた・・・

続きを読む

デットマール・クラマーの言葉

2005年10月08日

よく16歳になったら、もう伸びないなどという声を聞くが、それは大きな間違いだ。才能があれば30歳までは成長できる。意思さえあれば、26歳まで技術を習得できる。
サッカー批評 2005 28号 海を越えたフットボーラー デットマール・クラマー

続きを読む

ラモス 日本代表を誉める

2005年06月06日

「安心したら駄目。でも、今日の日本代表の試合終わった後のインタビューを見ると、誰もうかれたり、喜んだりしていなかった。だから大丈夫。彼らは、まだ終わっていないことをわかっている」
TBSブロードキャスター 6月4日(土曜日) 夜10時 ラモス瑠偉がゲスト出演 (引用したコメントは正確なものではありません。ごめんなさい)
このラモスのテレビでのコメントに、日本サッカーの歴史を感じた・・・

続きを読む

日本対UAE 少年サッカーのような展開

2005年05月29日

「もし、あれが少年サッカーの試合だったら非常によいゲームですよ」  
ある日曜の午前中 近所の少年サッカーコーチの言葉
まわりをよく見て、みんなでボールをつないでゲームを運び、勝ち負けにこだわらずプレイする。 少年サッカーでは、そうやって子供が、広い視野とゲームの中でのボールに対するテクニックを磨いていく。守ってカウンター、ロングボールを蹴りだすことや、相手をつぶすプレイはもってのほか・・・・

続きを読む

日本サッカーのスピード

2005年05月25日

「スピーディーな展開は予想以上だった。試合そのものがハイテンポだし、ブラジルでも試合の立ち上がりは速いテンポでプレーされるんだけど、やがて試合の流れには緩急が付けられて、ゲームが組み立てられていくものなんだ。それが日本では90分間、一瞬たりとも気を抜けないからね。100%の勢いではじまったものが、100%で終わるから、息つくヒマもないぐらい。そういった部分では戸惑いもあったね」
鹿島アントラーズ アリ選手のインタビュー
サッカーマガジン 2005年5月31日 1027号
ふと、疑問に思う。日本のサッカーがそれほど世界的に見てもハイテンポなサッカーだとしたら、なぜ、日本は、もっと世界の中で勝てないのだろうか・・・・・

続きを読む

コンパクトに守るということ

2005年04月23日

レベルの高い試合では、ペナルティエリアで人数をかけて守るという考え方は危険なんです。ヨーロッパの選手たちは、守っている自...

続きを読む

山本浩アナウンサーの言葉

2005年04月08日

試合を終えた選手はいくつもの風船を持って戻ってくる。達成感、安堵の思い、強い反省、しくじりの記憶。どの風船の内側にも強い空気が満たされている。インタビューはそんな風船を割っていく行為だ。(中略)この日、カズが持ってきたのは大きな気球だ。中を満たすのは、ブラジルに渡って以来23年間にため込んだ空気。
Number 625 創刊25周年特別編集号 4月21日号 山本アナウンサーのカズへのインタビューから
・・・・頭の中にビジュアルなイメージが浮かぶ言葉・・・山本アナウンサーの言葉はいつも、具体的なイメージを頭の中に描き出します・・・・・・

続きを読む

日本快勝!

2005年03月30日

日本快勝
2005年3月30日 テレビ朝日 報道ステーション 日本対バーレン戦 直後のテレビ画面 左上に表示された筆文字
いや、ぜんぜん、快勝なんて、試合ではなかったが・・・でも ・・・・・ますますサッカーが好きになった日。

続きを読む

フローラン・ダバディ

2005年03月19日

私はずっとフランスに住んでいたのですが、隣の国なのにセリエの試合が今でも放送されないんです。スペインリーグは今でも見られない。(中略)しかし、まったく民族的背景がないところで、日本のようにアルゼンチンリーグとスコティッシュ・プレミアリーグをやっているのは、奇跡ですよね。
「エルゴラッソ 2005年3月18日」 (サッカーの夕刊紙) フローラン・ダバディとジョン・カビラの対談より
「まったく民族的背景がないところで」という件に、果てしない遠距離を感じた。 ・・・・「民族」なんて普段 意識しないからなぁ・・・

続きを読む

清宮克幸

2005年03月17日

早稲田ラグビー部 清宮監督が全イギリス代表チームの監督経験を持つ世界的な名称 グラハム・ヘンリー氏にコーチを依頼する。そして、彼はフォワードコーチも必要だろうと、ウェールズ代表キャップ51を持つ、デビット・ヤング氏を臨時コーチとして連れてきた。
「彼(デビット・ヤング氏)はスクラム理論も今までとはまったく違う、日本にないものを持っており、それを徹底的に教えてくれた。
具体的には足のポジション、手の位置、さらにはコーリング(声の出し方)である。これが私たち(早稲田)のやり方とは、まったく異なっていたのた。そして、学生がそれを取り入れた途端、すぐによい結果が出た。今まで押されていたスクラムが止まり、いつの間にか押せるようになったのである。

「荒ぶる」復活 清宮克幸 (早稲田大学ラグビー蹴球部監督)

続きを読む

サッカーコートの数

2005年03月13日

僕はイギリスに行くと、よく中部の典型的な田舎の地方都市レスターに行きます。人口18万で、典型的な田舎の都市です。ここにサ...

続きを読む